家づくりは、人生の中でそう何回も経験するものではありません。そして、一度建てたら簡単にはやり直しはきかないものです。
住宅を購入する際には、あらゆる場面で選択の連続となり、間取りをどうするか、設備をどうするか等で大いに悩むことになります。
そんな中、特に悩みがちなポイントがデザイン。
見た目はその家の印象を強く左右することもあり、はじめから「こうしたい!」という詳細まで明確なイメージがまだない方は、ひとつのデザインに決めきれないこともあります。
そこで、この記事ではデザインの選び方や、代表的な種類について紹介していきます。
■家のデザインはどう選ぶ?
デザイン選びには大きく分けて2つの方法があります。それは、外観から選ぶ方法と内観から選ぶ方法です。
外観か内観、いずれかのイメージが決まってくれば、後の一方は自然と導き出されます。一般的に、男性の方は外観を重視し、女性の方は内観を重視する傾向にあるようです。
毎日過ごす家なので、一人よがりな意見で決めてしまうと住んでから不満がたまる結果になってしまいます。夫婦、また家族それぞれでどんなデザインが良いのか意見を出し合い、折り合いのつくところに着地するのがポイントです。
細かいところまで話し込まなくても、「こんな風にしたい」というくらいのコンセプトさえ決まれば、あとはハウスメーカーや工務店に伝え、その方向性に合わせたいろいろな提案を受けることができます。
■どんなデザインの種類がある?
夫婦や家族でコンセプトをまとめるといっても、そもそもデザイン選びにどんな選択肢があるのかがわからなければ、話が前に進みません。
ここでは、代表的なデザインコンセプトを、内観写真を添えて紹介していきます。
まずはこれらを見ながら「こんな家が好み」「こういうのは好きじゃない」といった具合にすり合わせをしてみてください。
・シンプル&ナチュラル
・シンプル&モダン
・北欧&モダン
・ヴィンテージ&アメリカン
このほかにも、南欧風やリゾート風、和モダン、カフェスタイルなどが人気です。
■展示場などで実際の雰囲気を確認
いくつか実例を出しましたが、やはり雰囲気はやはり写真よりも実際に家に入って確認するのがベスト。
まずは住宅展示場やモデルハウスなどを回る、事例を見せてもらうなど、自分好みのデザインがどんなジャンルなのかを身をもって体感してみてください。