近年、地震や火事といった災害への備えは注目されることが多くなりました。
しかし、防犯対策についての認識は、まだまだ十分とはいえません。住宅は、家族が安心して暮らすためのステージです。
ここではお客様に笑顔で暮らしていただけるよう、空き巣が嫌う家の特徴や一戸建て住宅で気軽に導入できる防犯対策についてご紹介していきます。
■空き巣が嫌う家の特徴
空き巣が嫌う家の特徴として、主に次のようなものが挙げられます。
1.見通しが良く、隠れる場所がない
2.家の周りが片づいている
3.物置やカーポートなど、足場になるものがない
塀や生垣で周囲から見えにくい家は、泥棒が隠れて侵入作業を進めやすい状態です。プライバシーとのバランスを考える必要がありますが、植え込みの高さや量に注意しましょう。ベランダの囲いなども隠れ場所になります。しゃがんでしまうとまったく見えなくなるような建材はおすすめできません。
次に家の周りが片付いていると、泥棒という異質な存在が目立ちやすくなります。「落ち着かない」と感じさせる効果があるので、すっきりと片づけておきましょう。物置やカーポート、塀の位置によっては、これらは2階以上に浸入する際の足場として利用されてしまうこともあるため、容易に足場にならないよう、位置に配慮が必要です。
■事前にできる防犯対策
泥棒は目立つことを嫌がります。目が届きにくい家の裏手には音が出やすい防犯砂利を敷いたり、センサーライトを設置したりしましょう。
侵入に時間がかかると諦めやすくなるため、窓に補助錠を設置したり、防犯フィルムを張ったりといった対策もおすすめです。
■日常生活での防犯対策
泥棒の侵入経路としてもっとも多いものが、鍵のかけ忘れです。ゴミ出しなどのちょっとした外出でも、必ず施錠してください。新聞受けや植木鉢など、家の外に鍵を置いておくこともやめましょう。想定されやすく、簡単に侵入されてしまいます。
長期間家を空ける際は新聞や郵便物を止めてもらい、留守であることが知られないようにしましょう。タイマーで部屋の電気やテレビをつけるようにセットしておく方法もおすすめです。
■まとめ
一戸建て住宅の防犯対策でもっとも重要なことは、日ごろのちょっとした心がけです。
それにプラスしてプランニングを工夫すれば、泥棒に狙われにくい家が完成します。当社では、防犯対策についてもアドバイスが可能です。お気軽にご相談ください。